
公立より私立?
昨日の今日で、既に追加で2人インフル感染しました。
なんと学校も8人休みがいたそうで、学級閉鎖ではないけどテストなどは延期!
これ以上、うつりませんように…
さて、先日、子供の大学進学について情報が少なくて困っているという話をしたのですが、私の脳みその中で少しだけ進展(と言うほどでもないけど)がありました。
違う中学校に行ってみようかなという案。
アリかナシか…
【比較】公立と私立
フランスでは、幼稚園から私立か公立か選ぶことができます。
ただ我が家のような田舎の私立の幼稚園や小学校は、勉強熱心な家庭の子供、ただの金持ち、公立の学校の授業についていけなくて私立を勧められた(もしくは自ら転校した)のどれかです。ですので、小学校まではそれ程私立に通う意味はありません。大都市の私立だときっと良い教育を受けれるんでしょうけどね。
そんな訳で、私立に行くとしたら中学か高校から。
我が家から通える私立中学の選択肢は3つ。
1.学区内の公立中
普通に小学校のお友達の大半はここに通います。特別悪いわけではないけれど、ごくごく普通の学校。
2.バスで30分弱の町Aの私立の中学校
英語教育に力を入れている。幼稚園から高校まであって、高校のレベルは県でもトップレベル。中学から入らないと、高校で英語の授業についていけなくなるという噂。中3から英語の特別クラスもあるらしく、入りたいなら高校からでは遅い!費用は年間500ユーロほど。
3.汽車とバスで30分ちょっとの町Bの私立の中学校
うちの近くでは大きい町。私立の中学も高校もいっぱいある。1と2の学校に比べると遠いが、オットさんの職場がある町なので、車で一緒に出発すればそれほど大変ではない(ハズ)。もちろん高校は県でトップのところもあり、2番の学校と同様で英語に力を入れていて、高校からだと追いつけるか若干心配。狙ってるところの費用は、年間1000ユーロほど。
こうやって書き出してみると、中学について悩むというよりは、その先の高校でレベルについていくために、今のうちに私立中に入ってほしいと言う感じですね。やっぱり私立は英語に強いところが多いんだよな〜と。
実はご近所さんで、2の学校に通っている子がいるのです。話を聞いてみなくては!
2と3の学校、どちらも良さそうなのですが、なんといっても値段が500と1000ユーロ。だいぶ違うので、可能性としては2の方がありそうかなと思っています。
ただ注意しなければならない点は、中学で私立に入っても、成績が悪いと高校で別の学校を勧められることもあるそうです。
ん?小学校の反対か!?
レベルの高い子供しか残さない作戦で、高校のレベルを保ってるっていう…
さて、オットさんをどう説得しようか。
我が家の財布の紐はオットさんが完全に握っており、毎月収支のチェックなども彼がしています。
ちなみに、12月は収入より支出が多かったと嘆いておりました。クリスマスがあったしね。そんな我が家、果たして私立に通うお金なんてあるのか!?
正直、1人分なら捻り出せるとは思うんです。ですが、子供全員が私立に通うとなると金額もかなり増えますよね…
そして、捻り出したせいで日本への帰国が10年に1回になってしまった〜なんてことになったら耐えられないので、本当によく考えなければなりません。
ただね、うちのオットさん甘いんですよ…特別教育熱心というわけではないけれど、「これ良くない〜?」と提案すると悩みつつもOKするタイプ。
無理して私立に通わせて、大学のお金が全くないっていうパターンも避けたい。
大学の学費が払えなくなって、中退するっていうこともありますよね。やはり今からお金に関しては対策しておかなければ!
公立の中高でも本人が頑張ればなんとかなるもの?
本当に疑問。
やはり基本的には、周りのレベルと自分のレベルが馴染むことが多い気がします。勉強もスポーツも。
周りに努力していたり天才肌な人がいればもっと努力するし、周りがダラダラしていれば自分も何もしなくていいやと思ってしまいそう。
本人次第ですが、環境は大事って話ですね。
一つ聞いた話では、学区内の中学校でも選抜試験に受かれば英語の特別クラスに入れるらしいです。それは魅力的かな。
ふわっと噂は聞くけど、しっかりとした情報がほしいーーー!
日本でもフランスでも、皆さん学校ってどうやって選んでいるのでしょう。
悩みは続きます…
コメント
はじめまして。ランキングから来ました。
CM1、5emeの子どもを06県で育てています。
以前は沿岸の都市部にいましたが、教育環境の問題もあって少し郊外の森に囲まれたエリアの公立に通わせています。
教育環境の情報交換第一歩は先輩ママ・パパ、同学年ママ・パパになるかな、と思います。
私も子どもが幼稚園に入る前の児童館が最初で当時はあまり気にしていなかったので、3歳入園を控えた教育熱心そうな親たちが私立幼稚園受験の話をしているのを不思議に思っていました。
ただ小学校に入学した頃に分かったのが、学年が進むにつれ公立は勉強が遅れる子、親が宿題を見られない(非フランス人だったり親の教育レベルが低かったり事情はさまざま)家庭に授業の進行を阻まれるケースが多く発生したり、先生のストが多くあったりすることで私立に初めから入れてそこの環境を安定させる意味合いが大きかったのだ、ということ。
当時、家購入を検討していたので、「公立学区の中学高校の卒業試験結果ランキングがいいエリア」を対象に探しました。(不動産サイトでも学区ではないのに隣接した住所の物件を隣のランキングの「いい」エリアの住所で表示するくらい残酷に価格に影響します)
ここが若干トリッキーなのですが、まだ2020年くらいまでは単純な結果のみを出していて、不動産のmあたり価格とランキングがほぼ比例しているという世知辛い状態だったのですが、その後IPSという親の社会的地位を加味したランキングが出回るようになり、「卒業試験結果は悪いけれども、IPSから相対的にみたら良い」学校が上位にあがってくるようになりましたのでそこは注意が必要です。
また都市部はいわゆる「荒れている」学校でREPと教育委員会から認定されているところも公式サイトで一覧で見られます。
住んでいる県ですと山側が田舎で人口が少ないエリアになるのですが、比較的レベルが安定しているなという印象でした。
他に周囲では音楽やダンス、スポーツなどの習い事の提携校、私立公立どちらもインター校やインターセクションに通ってたりとなかなかに多様です。
子どもの興味や適正、親の海外含めた転勤事情や経済状況によって、その時々で最良と思う選択をしていくしかないな、と思っています。
長文失礼しました
詳しい説明ありがとうございます!
IPSの件は初めて耳にしました。これはまたネットの荒波に出る必要がありそうですね。笑
まさに現在微妙な感じの公立校に通う我が子は、自分のことが終わると他の子を教えてることがよくあるそうです。教えると自分のためにもなると言いますが、学校で頻繁にあるのはどうなんだろうと思ったり。
我が家の経済状況と通える範囲の学校で、もう少し調べてみようと思います。
とても参考になりました!