【#5 分数 la fraction 】
分数って躓く子供が多いですよね。
先日、とある場所での待ち時間、分数の宿題をやっている子どもとお母さんがいました。
母「2分の2=1でしょ!」
子「それは知ってる!」
母「じゃあ、2分の2+2分の2=2でしょ!」
子「なんで?わかんない!」
永遠に続く押し問答。笑
30分ほど続いて、その間子供の友達のお父さんも参戦していたがその子は理解できず、最終的にお母さんが諦めて、家で続きをやろう…と帰っていきました。
ずっと聞き耳ババアだったのですが、(いや、本を読んでたけどうるさくて気になっちゃったんですよ)、そもそも教え方が下手くそ!絶対その子どもは2分の2=1を、言葉では理解しているけど本当の意味では理解していないよね、、、そこもっと教えてあげて!そして物を使って実際に切ったりして説明してやってくれー!と。
フランスではCM1、つまり小学4年生で初めて出てきます。宿題やってた子はCM1なのかな。分数は最初で躓くとその後の計算問題なども難しくなってしまうから、是非とも頑張ってほしいですね。
さて、そんな分数ですが、私は結構長い間読み方を知りませんでした。普段の会話でそこまで使わないし、%とかで大体言えちゃいますからね。
今日は読み方・書き方をまとめていきます。
分数の読み方
早速、分数に必要な単語チェック。
分数 la fraction
分子 le numérateur
分母 le dénominateur
日本語だと、1/2は、2分の1と読みます。3/5は、5分の3と読みますよね。
つまり、分母を先に読み、その後に分子が続きます。
しかし、フランス語は分子から読み、その後に分母が続きます。
大人は既に分数を理解している分、すぐに覚えることができると思います。
気を付ける点は、分母が2(demi), 3(tiers), 4(quart)の時です。
それ以外は、分母には普通の数字、分母には序数の読み方を使いましょう。普通の数字に「ième」を付ければ序数の出来上がりです。
分数の書き方
分数をわざわざアルファベットで書くことはあまりないですが、間違える人が多い部分なので注意点をまとめてみます。
比べるとすぐに分かりますが、分子が1以外の時は分母の最後にはSが付きます。
難しくはないのですが、忘れがちなので注意しましょう!
1/3の時だけSがついているのは《 tiers 》という元々最後にSが付く単語だからです。分子が1だからといってSを外さないでくださいね。
慣れてしまえば簡単なので、どんどん使ってみましょう〜!
↓↓↓練習問題もありますよ〜
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