現在、フランスは年度末です。
9月に新年度が始まり、7月の第一週を過ぎれば、約2ヶ月の長いバカンス期間に突入します。そんな訳で、5〜6月は学校も習い事もイベント事が目白押しです。
学校は修学旅行や遠足のような行事が増え、習い事は大きな発表会や試合が増えるのです。もちろん楽しみですが、毎週末が忙しい!!!
さて、そんな中、子供たちが楽しみにしている学校の年度末イベントといえばケルメス(KERMESSE)です。
ケルメスについてはまた別の記事でご紹介しますが、ふとKermesseを辞書で調べてみてびっくりしたのです。
知ってはいたけど、Kから始まるフランス語ってこんなに少ないのー!と。W、X、Y、Z も少ないのですが、これらはなんだか納得できるんですよね〜。
では、Kから始まる単語ってどんなものがあるのでしょうか。
Kから始まる単語
私の大学生の時に使っていた紙の辞書だと、たったの2ページちょっと。とにかく少ない!
では、こちらでもよく耳にするKから始まる単語をご紹介します。
私の20年近く前に買った辞書には載っていませんでしたが、karaoké(カラオケ)もフランス人が普通に使う言葉です。
並べてみると外国から入ってきた単語ばかりですね。日本の単語も多いところが嬉しいところです。
もちろん他の単語もありますので、ぜひお手元の辞書をパラパラとめくってみてくださいね。
どうしてKから始まる単語は少ないの?
さて、どうしてこんなにもKから始まる単語は少ない上、外来語しかないのでしょうか。
遥か昔のフランス語ではKから始まる単語は沢山あったそうです。
しかし、ラテン語が主流になった時に、KはQuに書き換えられたそうです。どちらもクッという発音です。そしてそのまま、現在のフランス語でもクッという音はQuが使われているようです。Cも同じ発音ですね。ちなみに現在ラテン語が公用語で有名なのはバチカン市国です。歴史を感じる…
私も詳しくは知らないのですが、【言語は生き物】と言われるように、その時々の情勢や使用する人によって大きく変化を遂げるのですね。
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