フランスでピアノを購入

先日、無事にピアノを購入・自宅に搬入することができました!嬉しい!

日本の女の子の習い事の中では大人気なピアノ。フランスでもピアノに限らず、音楽系の習い事は人気です。

うちは私も子供たちもピアノが好きなので本物を買うことを決意。いや〜、高い買い物なので悩みましたよ!

購入前に何店舗かに足を運び、どんなのがオススメか店員さんに話を聞いたので、まとめてみましょう〜!

本物の生ピアノ・電子ピアノ・キーボード

まずは、この3種類から自分に合ったものを選びましょう。

ご存知の通り、一般的なお値段は高い順に、

本物のピアノ→電子ピアノ→キーボード

です。(もちろん物によって異なります)

キーボード

ピアノは習っていなくて、家で少し遊ぶ程度というならキーボードでも問題なし。

もし、キーボードを選ぶ場合でも、鍵盤が88鍵あるものの方が良いでしょう。使い慣れてくると、足りないと感じる可能性があるからです。

値段も安い物からあるので、本当に続けるのか不安な人におすすめです。

また、音を変えるボタンなど様々な機能が備わっているので、小さい子供は楽しめるでしょう!

電子ピアノ

本物のピアノに比べればお手頃価格。

音の大きさを調節できるので、マンション・アパート暮らしには電子ピアノが良いでしょう。

鍵盤のタッチもキーボードに比べると本物のピアノに近いです。

ピアノを習いたいけど、本格的にやるかどうかは…という方にはオススメです。

ただ、長く続けると音に物足りなさを感じるかもしれません。本物のピアノとはやはり響きが違いますからね。

本物のピアノ

置く場所と音の問題、そして値段の問題がないならば、やはり本物のピアノがいいでしょう!

本物のピアノの値段はピンキリですが、安い物でもキーボードや電子ピアノに比べると高いです。

現在は、サイレンス機能がついたピアノも出ていますので、値段は張りますが音の問題は本物のピアノでもクリアできます。(でも高いですよ!)

フランスでは、中古のピアノも沢山売られているので、今回の記事では中古について見ていきましょう。

グランドピアノとアップライトピアノ

グランドピアノは、あのコンサートなどで使われる大きいピアノです。

上の部分を開けるとコンサート会場に音が綺麗に響きますよね。

しかし、自宅に置くにはかなり広い場所が必要なので、ピアノを使った職業に就きたいなどの本格的な理由がない限り、自宅用に購入する人は少ないでしょう。

アップライトピアノは、皆さんがイメージする自宅にあるピアノです。

日本の家庭だとYAMAHAのアップライトピアノが多いですよね。アップライトピアノの中でも種類がありますが、購入する際の注目ポイントを見ていきましょう。

ピアノの選び方

新品?中古?

メーカーは?

日本人に馴染みのあるYAMAHAやKAWAIはもちろん、他のメーカーも沢山ありますよ。

ピアノの先生には、安すぎるよく分からないメーカーのはなるべく買わない方がいいと言われました。

でもかなりいいお値段なので、予算内に収まる選択をする必要がありますよね。

中古ってどうなの?

フランスでは、中古のピアノを購入する人がかなり多いです。

フランス版メルカリのようなサイトでも売られていますが、そういうのはやめておいた方がいいでしょう。(先生談)

搬送も大変ですし、保証期間もありません。ちゃんとしたお店で購入すれば、中古とはいえしっかり保証がつきますよ。

古さや以前使っていた人の使用頻度や手入れの仕方によってかなり状態は違います。現物を見て、音をしっかり確かめてから購入しましょう。

鍵盤の重さ・音の響き

これは好みの問題なので、自分でチェックするしかないですよね。

ピアノは初めての人は店員さんに弾いてもらってアドバイスしてもらいましょう。

どこで買う?

今回、私は中古で購入したのですが、すごく満足しています。

搬送、保証ありはもちろんですが、10年間は今よりランクが上のピアノに買いかえるなら、買った値段と同じ値段で買い取ってくれるそうです。

本格的にピアノを続ける予定がある人にはかなりありがたい話ですよね。

Bietry Musique - Facteur de piano : vente, location, entretien de pianos
Bienvenue sur le site Bietry Musique, centre agréé C. Bechstein : le plus grand choix de pianos de l'est de la France.

近くの街に何軒かピアノのお店があるならば、サービス内容や品揃えもしっかりチェックして決めましょう。

ピアノはどこで習う?

Conservatoire 音楽学校

フランスのそこそこの大きさの街には大体conservatoire(コンセルヴァトワール)という音楽学校があります。そこに入れば、ソルフェージュ(楽譜の読み方などを学ぶ座学)と各自好きな楽器を1つ学ぶことができます。

しかし、conservatoireには大問題が!

ピアノは人気すぎて途中から始めることができないことが多いのです。先生の数や枠は限られているので、幼稚園クラス(もちろんまだ楽器は選べません)から続けている人が優先されるのです。もしconservatoireで習いたい場合は小さい頃から登録しておくことをお勧めします。

個人レッスン

自宅に先生を招いてのレッスンです。

先生との相性が良ければ、外出する手間は省けるのでかなり良いかと思います。

しかし、個人レッスンはお値段が高いのです!30分で20〜30ユーロとか。先生のレベルや人気によってかなり値段が違ってきます。また、交通費が必要な場合も。

ピアノ教室

日本のように多くはないですが、教室が開かれている場合もあります。

お値段は個人レッスンに近いけど多少安いことが多いです。ソルフェージュはないので、座学は絶対やりたくないけど、ピアノは習いたいという子供にお勧めです。

家でのレッスンとは場所が変わるので、少し緊張感が出るのではないでしょうか。

大事なこと

色々書きましたけどね、最も重要なことは、

楽しむこと

どんなに良いピアノで良い先生に習っても、つまんない〜早く終わりたい〜と思いながらやっても上達しません。上達しないと弾いてても楽しくないので、負のスパイラルにハマっていきます。

本物のピアノでも電子ピアノでも、音楽学校でも個人レッスンでも、とにかくピアノが楽しい!音楽大好き!と思える環境を準備してあげるのが(そしてお金を払うのが)、親のできることです。

既にピアノをお持ちの方も、検討中の方も、素敵なピアノライフを送りましょうね!

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