フランスで保護者面談

フランスの保護者面談ってどんななの?

お子さんをお持ちの皆様、日本でも外国でも学校の保護者面談ってありますよね?

私が子供の頃は家庭訪問があったけど、今もまだやっているのでしょうか?家庭訪問って先に『お茶菓子などは不要です』みたいな連絡がきますよね。そして、自宅の住所の他に、手書きで家までの地図を描かされ…今思えばすっごく無駄な気がする。どんな家庭で育ったのかを確認する目的も含めての家庭訪問かもしれないけど、保護者が学校に行く方が効率が良いし先生の負担も減りますよね。

学校でも家庭訪問だとしても、子供の学校での様子が聞ける貴重な時間なので、気合を入れて(?)行ってきました!

保護者面談に子供は参加すべきか

うちの学校は保護者面談に子供の参加は自由です。つまり三者面談にしても良いってことですね。

うちはいつもは連れて行かないのですが、今回は連れて行ってみました。

すると、ぼけーっとしてるだけで終わりました。笑

一応面談時間は15分に設定されているのですが、今回45分も喋っていて(主におしゃべりな先生が)、終わらなすぎて心の中では長いな〜と思っていたそうです。

成績が良ければ褒めてもらえるし、足りないところがあればアドバイスをもらえるので行ってみてもいいですが、フランス人の面談は長引くことが普通なぐらいなので、子供を連れて行くなら先に覚悟しておいてもらいましょう!

面談内容

下の方の学年は問題がなければ、全部出来てるからそんなに話すことないんですよね〜みたいなノリで世間話が多めで終わることが多いです。

高学年になると話す内容も増えてきます。

成績について

うちは成績は問題なしなので大丈夫ですよ〜とだけ言われて終わりました。

フランスは飛び級や進級できないことがあるので、成績があまりよくない子は進級できないよという話をされるようです。とは言っても、小学生のうちから進級できなかった子が大体クラスに1人はいるので、そこまで気にしていないという親もいるようです。

高学年になると、フランス語と算数の他に、歴史、地理、科学などが入ってきます。出来る子と出来ない子の差がすごくつくのでこれから高学年になる子がいるご家庭は頑張ってください。

ちなみにうちの学校は歴史や科学の教科書が無くて、全部手書きでノートに書いていて大変そうです…

中学校について

フランスは小学校が5年間なので4、5年生でもう中学校の話をされます。

私立に行く人は面接などがあるようですが、基本は自分の学区内の学校へ行きます。越境申請のようなものは出来るようですが田舎なのでそこまで熱心な人も少ない感じですね。

高校やそれ以降について

気が早すぎますが、高校の話までされました。

これまた基本は自分の学区の高校へ行くことになります。やはり高校になると学校のレベルの差も出てくるので、いい高校へ行くためにその学区へ引っ越しておく家庭もあるそうです。

専門分野を学ぶ高校以外は、スポーツや特別な言語を選択すれば越境申請が通ることもありますが、大した理由がなければうちの地域では通らないことも多いそうです。

先生からのアドバイス

うちの子は大人しい方です。先生からは、もっと自分の知っていることを他の子に共有してもいいよと言われました。

フランスと日本の2文化・2言語を知っているから他の子にはない知識があるはず、なにかいいアイデアなどがあったらどんどん言ってね〜とのことでした。うちの子の性格を考えたら、言われたことを忠実に黙々とこなすタイプだろうと予測できるので、先生はよく見ているなと思いましたね。

保護者面談は年に1回

9月に始まった今の学年ですが、12月と1月に子供たちの面談はそれぞれ終わってしまいました。

もちろんお願いすれば面談の場は設けてくれますが、毎年あっさり終わっちゃうな〜というのが感想です。

前期と後期に分かれているので後期にもう1回ぐらいあればとも思いますが、特に話すこともないか…

というのも、フランスは小学生は3年生までは親(兄弟なども)が送り迎えするので、少し用があるぐらいならその時に話して済ませてしまう人が多いようです。

フランス在住の皆さま、学校ってどんな感じですか?日本のようにきっちりした国ではないので、学校によってかなり違うかと思います。他の学校がどんな感じなのかも気になりますね。

これから初面談という方は、ゆる〜っとした感じなので気張らずに行ってらっしゃいませ!

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